中国製軸受総合カタログ
23/306

- 15 -5.3.2 静等価荷重軸受が静止(極低速)の場合に、実際の荷重条件のもとで生じる最大接触応力と同じ接触応力を、最大荷重を受けている転動体と軌道との接触部に生じさせるような大きさに換算した仮想荷重を静等価荷重という。ラジアル軸受では、軸受中心を通るラジアル荷重を採り、スラスト荷重では中心軸に一致した方向のアキシアル荷重を採る。静等価荷重は次式から求められる。1)ラジアル荷重次の二つの式から求め大きい方の値を採る。 Po=Xo Fr+Yo FaPor=Fr2)スラスト軸受(α≠90℃) Po=Xo Fr+Fa      但し、Fa Xo Fr のときは正確さが低下する。(α=90℃) Poa=Faここで、Por:静等価ラジアル荷重、NPoa:静等価アキシアル荷重、NFr:ラジアル荷重、NFa:アキシアル荷重、NXo:静ラジアル荷重係数Yo:静アキシアル荷重係数5.3.3 静許容荷重安全係数軸受に許容される静等価荷重は、基本静定格荷重によって決まるが、軸受の使用限度は、軸受に要求される機能や軸受の使用条件によって異なる。基本定格荷重に対する安全度を検討するための安全係数fsは次式で求められる。  Cofs=─  Poここで、Co:基本静定格荷重、NPo:静等価荷重、Nfs:安全係数表5.6 安全係数fsの値使用条件fs(最小)玉軸受ころ軸受高い回転精度と円滑な回転を必要とするとき23衝撃荷重・振動のある場合1.52.5普通の運転条件の場合12

元のページ  ../index.html#23

このブックを見る