中国製軸受総合カタログ
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- 5 -1.1.6 円すいころ軸受外輪軌道面、内輪軌道面ところの円すい面の頂点が軸受の中心線の一点に集まるよう設計されている。このためころは内輪大つばに案内されて転がる。ラジアル荷重と一方向のアキシアル荷重を負荷できる。重荷重や衝撃荷重を負荷することが出来る。複式および四列円すいころ軸受は、両方向のラジアル荷重およびアキシアル荷重を負荷できる。アキシアル荷重の負荷能力は接触角(α)によって変る。角度が大きくなると、能力も高くなる。外輪と内輪は分離可能で、取り付けおよび取り外しが簡単で便利である。円すいころ軸受の構造単列円すいころ軸受ラジアル荷重と一方向のアキシアル荷重を同時に負荷できる。ラジアル荷重のみの場合、軸受内部に発生する軸方向の分力を補正しなければならないので、一般に2個の軸受を対向させるか2個以上を組合せて使用する。複列円すいころ軸受1個の複列外輪と2個の単列内輪をもつ外向き形と、1個の複列内輪と2個の単列外輪をもつ内向き形がある。ラジアル荷重と両方向のアキシアル荷重を同時に負荷できる。四列円すいころ軸受軸受の機能と特徴は、基本的には複列設計と同じだが、複列円すいころ軸受よりも重い荷重をやや遅い回転速度で負荷できる。圧延ロールなどの重機機に使用する。インチ系列の軸受もあり、用途は自動車の車輪(後輪と前輪の両方)、変速機、ディファレンシャル機構、小型ギヤシャフト、工作機械の主軸、建設機械、大型農業機械、鉄道車両の減速歯車装置、圧延ロールネックの小型減速装置などがある。●保持器通常、円すいころ軸受には鋼板製の打ち抜きかご型の保持器を使用する。外輪内輪有効な荷重の中心打ち抜き鋼製保持器外輪角接触角()α外輪幅軸受幅 (組立て幅)差幅ころ大端面大つば内輪背面内輪幅外輪正面外輪背面内輪正面小つばころ小端面1.1.7 スラスト玉軸受軌道面を備えた座金状の軌道盤と玉を組込んだ保持器から構成されている。軸に取り付ける軌道盤は軸軌道盤と呼び、ハウジングに取り付ける軌道盤はハウジング軌道盤と呼ぶ。複式スラスト軸受では、中央の軌道盤を軸に取り付けて使用する。単式軸受は一方向にアキシアル荷重を、複式軸受は両方向にアキシアル荷重を負荷できる。(いずれもラジアル荷重の負荷能力はわずかで高速回転には適していない。)ハウジング軌道盤の取り付け座が球面の軸受は自動調心性があるため、取り付け誤差などの影響を軽減することができる。自動車のステアリング機構や工作機械の主軸に使用されている。●保持器通常鋼板の打抜き保持器が用いられる。大形にはもみ抜き保持器が使用される。ノックピン穴油溝油穴複列外輪ピン形保持器内輪間座内輪の組み合わせ幅複列内輪小つば外輪の組み合わせ幅外輪間座 (油穴・油溝付き)小つば中つば

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