中国製軸受総合カタログ
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- 8 -JRA4 軸受構造の選択機械の形式が異なると、使用条件の違いとともに、軸受に対する必要条件が異なってくる。通常は1本の軸に対して2つ以上の軸受を使用する。また、固定軸位置では通常1つの軸受を一方の側に使用し、他の軸受を軸のもう一方の側に自由にしておくのが便利である。以下の表は軸の固定側と自由側の軸受の選択について記載している。表4.1 固定側軸受と自由側軸受使用可能な軸受の形式内     容固定側軸受 深溝玉軸受 組み合わせアンギュラ玉軸受 複列アンギュラ玉軸受 自動調心玉軸受 円筒ころ軸受  (NUPおよびNH形) 複列円すいころ軸受 自動調心ころ軸受● 軸受を軸方向に固定する。● ラジアル荷重とアキシアル荷重の両方を負荷できる軸受を選択する。● 二方向のアキシアル荷重を負荷するため、取付け時にはアキシアル荷重の大きさに応じて強度を考慮しなければならない。自由側軸受● NUまたはN形円筒ころ軸受● 非分離形 深溝玉軸受 背面組み合わせアンギュラ玉軸受 複列アンギュラ玉軸受 自動調心玉軸受 37000形複列円すいころ軸受 自動調心ころ軸受● 軸受は、動作時の温度変化による軸の伸長を逃がし、軸方向の軸受の位置を調整しなければならない。● ラジアル荷重を負荷できる分離可能な内輪と外輪を備えた軸受のみを選択する。● 非分離形軸受を使用する場合、軸受とともに軸方向の軸の伸長を逃がすため、外輪とハウジングの間にすきまが必要である。  また、軸と内輪の間の接触面で逃がす場合もある。固定側、自由側を区別しない場合 深溝玉軸受 アンギュラ玉軸受 自動調心玉軸受 円筒ころ軸受 円すいころ軸受 自動調心ころ軸受● 2つの軸受の間隔が小さく軸の伸長の影響が重要でない場合、アキシアル荷重を負荷できる2つのアンギュラ玉軸受か円すいころ軸受を正面または背面組み合わせで使用できる。● 取付け後にスクリューナットや充填材でアキシアルすきまを調整する。縦軸● 固定側 背面組み合わせアンギュラ玉軸受 37000形複列円すいころ軸受 スラスト軸受とラジアル軸受の併用● 固定側にはラジアル荷重とアキシアル荷重の両方を負荷できる軸受を選択すること。アキシアル荷重が大きすぎる場合、スラスト軸受とラジアル軸受を組み合わせて使うこと。● 同様に、軸の伸長を逃がすため、ラジアル荷重を負荷できる軸受のみを使用すること。

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