中国製軸受総合カタログ
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- 14 -JRA図5.4軸受の荷重が方向、数値とも変化しない荷重F1(例えば、回転子の重量)と、数値が変化しない回転荷重F2(例えば、不釣合い量による遠心力)からなる場合、平均荷重を図5.5に示すように、次式で求めることができる。Fm=fm(F1+F2)ここで、fmの値は、図5.6より得られる。図5.5図5.65.3 基本静定格荷重と静等価荷重5.3.1 基本静定格荷重転がり軸受が過大な荷重を受けたり瞬間的に大きな衝撃荷重を受けると、転動体と軌道面との間に、局部的な永久変形を生じる。その変形量は、荷重が大きくなるにしたがって大きくなり、ある限度を超えると、軸受の円滑な回転を妨げるようになる。基本静定格荷重とは、軸受に1つの静荷重が作用する場合、最大応力を受けている転動体と軌道の接触部において、転動体の永久変形量と軌道の永久変形量との和が、転動体の直径のほぼ0.0001倍となるときの静荷重をいう。基本静定格荷重は、ラジアル軸受では純ラジアル荷重で、スラスト軸受では純アキシアル荷重で表わす。軸受にこのような荷重がかかる場合、最大荷重を受けている転動体と軌道輪の接触部の中央において、接触応力の値は次のとおり。自動調心玉軸受 4600MPaその他の玉軸受 4200MPaころ軸受    4000MPaラジアル軸受の基本静定格荷重を基本静ラジアル定格荷重、スラスト軸受では基本静アキシアル定格荷重と呼び、それぞれCor、Coaと表す。寸法表に記載している。PmPminPmaxPtF1F2fm1.00.950.900.850.800.750.7000.20.40.60.81.0F1F1+F2───

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