中国製軸受総合カタログ
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- 45 -表13.5 保持器用打ち抜き鋼板及びもみ抜き用炭素鋼主要化学成分区分国規格記号化学成分(%)CSiMnPS打ち抜き用鋼板日本JISG 3141SPCC≦0.12-≦0.50≦0.04≦0.045BAS 361SPB20.13~0.20≦0.040.25~0.60≦0.03≦0.030JIS G 3311S50CM0.47~0.530.15~0.350.60~0.90≦0.03≦0.035中国GB/T1323708F0.05~0.11≦0.030.25~0.50≦0.03≦0.030もみ抜き用炭素鋼日本JIS G 4051S25C0.22~0.280.15~0.350.30~0.60≦0.03≦0.035中国GB/T6478ML250.22~0.29≦0.200.30~0.61≦0.035≦0.035表13.6 もみ抜き保持器用高力黄銅主要化学成分国規格記号化学成分(%)CuZnMnFeAlSnNiPbSi日本JIS H 5102HBsC155.0以上残部≦1.50.5~1.50.5~1.5≦1.0≦0.10≦0.4≦0.1日本JIS H 3250C678256.0~60.5残部0.5~2.50.1~1.00.2~2.0--≦0.5-13.2 保持器用材料転がり軸受の性能・信頼性に及ぼす保持器の影響は大きく、その材料の選択も重要である。保持器材料は内・外輪、玉、ころなどと接触してすべるので磨耗し難く、加工し易いことが要求される。金属材料形状、潤滑性能、要求強度などによって材料が決まる。良く使用される金属材料を表13.5、13.6に示す。非金属材料保持器は或る程度の強度を要求されるが軽いことも必要であり、非金属材料も使用されている。また自己潤滑性能を持たせるとか、射出成形機による成形の合理化を計るべく、合成樹脂も使用されている。高速回転用として積層フェノール樹脂、合成樹脂としてはポリアミド(ナイロン)、ポリアセタール(デルリン)、PTFE(テフロン)といった材料が使われている。これらの材料はグラス・ファイバーによって補強すると強度は向上する。13.3 シールその他材料密封軸受の密封板のうちシールドは鋼板製であるが、シールの方の材料は合成ゴムが普通で(一般にはニトリルゴム)、特殊な用途にはテフロン、その他のナイロン類も用いられる。アダプタ等の付属品の大部分は炭素鋼が、座金、止め金、止め輪にはばね鋼が、プランマブロック、ユニット用軸箱には鋳鉄又は鋳鋼製が使用されている。

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